One Of A Kind

ツイッターには長すぎるつぶやき、感想とか。エンタメ系はなるべくネタバレはしないことを信条にしてます。

”ウォーキングデッド”によって語彙力を失っている話

あのですね。よく言われることですが最近ほんとに身に染みて分かったことが一つあります。

 

人は本当に好きなもの(こと・ひと)の前で語彙力を迷子にしてしまう

 

たとえば私は敬語が死ぬほど苦手なのですが、会社で他部署に依頼メールを書かなくてはいけない時は、「これほんとにわたしが書いたの?」って驚愕のあまり息をするのを忘れるような敬語メールがすらすら書けるし、お嬢さん方は何回断ってもデートに誘ってくる殿方への言い訳付きお断りメールは、居酒屋で「とりあえず生!」っていうより簡単にできちゃいますよね、ね?だって、そこに心はないからねー!気持ちこもってないからねーー!でも人という生き物は本当に好きなものと直面すると言葉を失うんですよ。私は好きな人の前に行くと、いつもの「お前はさんまの隠し子なのかよ!」ってぐらいのマシンガントークは息をひそめて代わりに高倉健が黄色いハンカチで汗を拭きながら「自分、不器用ですから」って言いだしますし、「なんで高橋一生好きなの?」って挨拶みたいに聞かれると(まじ挨拶のように聞かれる、一回その話してる人でもほんとに挨拶みたいに聞いてくる、なぜ?あと「まだ」好きなの?!って言われる。)表面的な答えはすぐ出るのに本当に本当になんでそうなったのかは自分でもわからなくてラビリンスに落ちていって「わから・・・な・・・い・・・」って白目の姫川亜弓みたいになります。

 

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さて、前置きはこれぐらいにして。

高橋一生を好きになるずっと前からずっと大好きで、私の人生に影響を与えたのではないかといっても過言ではないこの作品。

The Walkind Dead(ウォーキングデッド)

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 (日本の公式サイトが私的にダサかったので敢えてリンクは貼りません)

 

このブログでもいつかこの作品について書こう!って言っていたのですがなかなか書き出しても文字が続かなくてなんとなく書かずにいたんですよ。好きすぎて安易に書けなくて。あとネタバレしないで面白さを伝えるのが難しすぎて。

あと、前シーズン(Season 7)が終わった今年の2月からお預け食らってるので(新シーズン:Season 8は10月後半スタート)、そんでもって私高橋一生にギャーギャー言い出したの3月とかなのでうまく乗り替えちゃったって言うかゾンビが私のもとを去ってぽっかり空いた心の穴にイッセイタカハシがあのキラースマイルで無言で入ってきたっていうか…。入ってきたの!!!たぶんゾンビのことは大好きなんだけど、新しい男(=高橋一生)に夢中で考えてる暇なかったと言えばなかった。ごめん。そうだそれが理由だ。全部高橋一生のせい!当たり前じゃんねあの人すごいから。いや嘘嘘嘘嘘嘘!ゾンビも大好き!!!

 

なんて言い訳書いたって、ウォーキングデッドのことがうまく書けるようにはならないわけで。本当に、好きすぎて、語彙力が出てこなかったんです。でもね、どうしても書きたい理由があるの。あと今日金曜日だし。

 

私、ゾンビとか幽霊とかとりあえず一般的に「生きている」と定義できないもの全般的に嫌いだったんですよ。

おばけは今も絶対無理だし、何なら生きてるものだけど昆虫系ほんと無理だし、あとまずい寿司は悪だと思ってる。だから生きてないものが出てくるテレビ映画は見たくないし(XFILESは例外)、テレビで昆虫映ったら即チャンネル変えるし、入ったお寿司屋さんがまずかったら黙って箸を置いて瞑想する。

でもさ、それは、自分が日々おかれる状況がありがたいことに本当に豊かで、多くの選択肢が提供されてるからなんですよ。おばけ出そうなところに近づかなければいいし、昆虫系も都会生活ではそこまで遭遇しないし、お寿司は安いとこはいらなければいい。でも選択肢がなかったら?私が、おばけと虫が大好きそうな深ぁい森の山小屋に住んでたら?そもそもお寿司なんて食べられないしね!

それと同じような感じで考えてください。動画サービスサイトで見たいドラマがない時の絶望感わかりますか?選択肢がない時の絶望感わかりますか?

 

Breaking Bad(ブレイキングバッド)最後まで見ちゃって

breakingbad.jp

 

SUITS(スーツ)も全部見ちゃって、

www.suits-tv.jp

 

見たいドラマが一個もない時の私の姫川亜弓感伝わりますか? (ちなみに上であげた2つも本当に面白いです)

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ウォーキングデッドに出会ったのはそんなときでした。

忘れもしない、あれは金曜、夜中の1時半。

ブレイキングバッドが終わって、アドレナリンが出すぎて全く寝られる気がしなかったんですよ。友達からGame Of Throne(ゲームオブスローン)を見ろって言われたんですけど、あれね、壮大すぎて(=登場人物多すぎ)1話目3回見たからね私。見る→誰が誰だかわからなくて疲れ果てて1話でストップ→友達から「見たか?」→1話見る→以下繰り返しを3回やったからね。

もう4回目めんどくさいな。どうしようかなって思ってたらHuluさんが『姉さん、ウォーキングデッド、おすすめでっせ』って言ってきたんですよ。『え~ゾンビでしょー。私ゾンビとかそういうの、怖いから一人で見れない♥』ってぶりっ子かます私に『お前他に選択肢ないだろこのハゲー!』って言ってきたんですHuluが。もう眠れないしいいや、と思って見たんですよ。べつに嫌ならすぐやめてもう一回SUITSのイケメン弁護士みればいいや、って。

 

・・・人生変わっちゃいましたよ。完全にゾンビ前とゾンビ後ですよ。

 

本当に、出会いってどこにあるかわからないですね。

 

ウォーキングデッドについて詳しく知りたい方は↓を使っていただきたいのですが、

www.google.co.jp

 

Googleを入り口に膨大すぎるデータの樹海から欲しい情報を見つけるのがめんどくさい方のためにものすごいまるっと言えば、まず最初にゾンビがどっかから湧いてきます。そこから、ゾンビから逃げる→ゾンビと戦う→ゾンビから逃げる→ゾンビの来ない安全な場所見つける→ゾンビに襲撃される→ゾンビから逃げる→以下リピート、です。ループ2週目からは、戦う及び逃げるのパートには対ゾンビだけではなく人間ももれなく入ってきます。ちなみにWikipediaは視聴前には見ないほうがいいです!ネタバレの地雷だらけです!

 

ところで、はたしてゾンビ映画は一般的に、そしてウォーキングデッドはどのジャンルに定義されるんでしょうか?ホラー?SF?あ、アクションの時もあるよね?

自分から疑問を呈してなんですが正直どのジャンルでもいいですよね。

 

なんていうか要するに大きく言えばファンタジーなんだと思うんです、私。現時点では。たぶん2017年現在ゾンビの実在は確認されてないから。ゾンビ、空想の世界のものだから。

 

ウォーキングデッド=ファンタジー。

でもこのドラマのすごいところは、他と違うところは、ファンタジーのオブラートに包んで、痛いぐらいにぐりぐりと現実を突きつけてくるんですよ。

ゾンビという(しつこいようですが2017年現在は実在していない)ファンタジーの存在がメインと見せかけて人間という罪深い、けど美しい生き物の現実をめちゃくちゃに突き付けてきます。大切なことなので言い方を変えて2回言いました。テストに出るからねここ。

 

極限状態に置かれた人間がどんな行動をするのかどんな心理状態になるのか生きるとはなんなのかそもそも生きる意味はあるのか?

 

恐怖

希望

生と死

別れ

成長

愛情

友情

喜び

人間関係

集団心理

仲間割れ

ズル

裏切り

・・・

 

これらは全部、生きること、です。

 

そして、ちょっとでも手を抜いたら視聴者がすぐに冷静になっちゃう(ファンタジーだから)この「ゾンビが実在する」世界を、完璧すぎる出演者・脚本・技術そして何より作り手の熱量が支えています。なんていうか、本当に本当に今までなかったすごいものをつくろう、という強い意志が見ていると伝わってくる。アメリカのドラマって映画にできるレベルのハイクオリティなものがごろごろしていて、だから世界中に輸出できる一大産業なんだと思うんですが、その中でもこのドラマは群を抜いていると思います。それがSeason 8まで続いてるんだから本当にすごい。

 

メインで大量に死んでいくのは(いや、もう死んでるんだけど)ゾンビたちなのですが、人間も死んでいきます。物語が始まった時には比較的大きな集団で動いていた人間たち、視聴者もドラマを見ていれば、主役・メインキャスト・名脇役・名もない脇役、とわかってきますよね。で、視聴者はちょっと油断するんですよ。メインキャストは死なないって。だってウォーキングデッドと言えばドル箱ですよ。各人気キャラクターグッズも超人気ですよ。なのに。え!うそでしょ!?って画面の前で思わず叫んでしまうぐらいに、想像してないシーンで想像してない人が想像してないやり方でいなくなったりします。安室奈美恵さんの引退ぐらいの衝撃です。それが毎シーズン。語彙力奪うでしょ?そしてその「死の前での平等」をきちんと描くことがリアリティがあるストーリーに一役買ってると思います。現実世界は出番が多いから死なない、なんてことないですもんね。 

 

ストーリーもすごいんですが、ファンタジーをいかにリアルに見せるか、すべてのシーンがほんとに細かいところまでこだわって制作されてます。たとえば、ゾンビを倒すときにゾンビから出る赤黒い血の飛び方や、匂いまで画面の向こうから伝わってくるようなゾンビの腐った皮膚感、そしてシーズンを重ね時間軸が進むにしたがって、ある意味このドラマの主役であるゾンビはどんどん朽ちていきます。そしてゾンビが朽ち力を失っていくにつれ人間の醜さはどんどんと巨大化していきます。

あと上に貼り付けた画像(姫川じゃない方)、Season 1のものなんですがこれすごくないですか?私はこの画像を最初に見たとき衝撃を受けました。ここはそんなにネタバレにはならないので言うと、ゾンビが大量発生した街から逃げようとしていた大量の車が街から出て行く方面の高速で渋滞を起こしてるんですよ。でもこの車は全部止まっていて、生きている人間は一人もいません。そして1人の男性が街へ入って行く高速を馬で進んで行く。このコントラストはすごいと思いました。ゾンビの発生した世界でゾンビから逃げられた人間と逃げられなかった人間。動と静。生と死。ドラマのあらすじを一枚の写真でこんなにも伝えられるのか!と。対比がすごい。そしてまた、役者ありきの日本のドラマの広告とまるで違うな、とも思いました。アメリカドラマは何よりもストーリーありきなんですね。キャストはそのストーリーをきちんと伝えられる実力があることが重要で知名度は最優先事項ではない。だから馬に乗る男性の顔で視聴者を引きつける必要はないんですよ。

 

このファンタジーとリアリティの神がかったバランス、そしてそれを支える最高の能力と熱意を持った人たちに、ウォーキングデッドは作られ、毎シーズン進むんですよ。

1シーズンでも見た人がいたらもういくらでも細かいところについて語り合いたい。でも見てない人にはネタばらししたくない。見て欲しいから。だからやっぱりこれぐらいしかかけない。語彙力ないから。新入社員面接での学生にありがちな熱意しかなくて申し訳ないが、見てほしい!本当に見てほしい!!私はSeason 1からSeason 6まで一気に見たのですがウォーキングデッドの世界に入り込みすぎてしまい、普通の人には見えないもの(見えちゃいけないもの)が見えてしまう、要するに霊感強い友人に「ねえ、大丈夫。なんか。。。なんかあなた今やばいよ?」と心配されるレベルにまでウォーキングデッドに入り込みました。

 

所詮はテレビドラマのはずなのに、エンターテイメント作品のはずなのに、人間というもの、そして人間として生きるということを考えさせられます。自分はあくまでも画面のこちら側にいるはずなのに気がつくとゾンビがいるファンタジーの世界で生きることに必死になっています。

 

ファンタジーの中の現実を通して、生きていることにただただ感謝したくなります。

平凡な日常は前兆なく一瞬で壊れる危うさと常に隣り合わせということ。

自分が今おかれる状況がとてつもなく恵まれているのだという実感。

 

ゾンビとかスプラッターとかが本当にだめ!っていう人には確かに難しいかもしれない(意外と私の周りにはそう言うのは男性に多い)ですが、そうでなかったら、HuluとかNetflixとかAmazon videoとか他にもほとんどの動画視聴サービスで見れるので、見てみてほしいです。

 

ちなみに、わたしが書きたいけど書けなーいと思っていたこのブログを今日どうしても書きたかったかというと、

こちらも好きという言葉では定義できなくなってきてしまっている高橋一生氏が、とある雑誌のインタビューで「ウォーキングデッドが大好きです」って作品名を出しているのを立ち読みしたからです(うれしすぎてその雑誌はきちんと購入しました)。

本屋で本当に泣きそうでした。吐きそうでした。

 

自分が好きな人が自分が好きなドラマを大好きといっている、そしてどちらも好きって単語じゃ片づけられないぐらい自分に影響を与えているその二つがコラボ!なんというかその興奮と感動は忘れないけど、読んだ時に全身に鳥肌が立ったあの感覚とか雑誌の紙の手ざわりとかを忘れたくなかったので、早めに書かなきゃ!と思って書きました。

私はこのドラマが日本でリメイクされる可能性はほぼないと思っているのですが、いつかそんな奇跡が起こるとしたら、絶対に高橋一生には出て欲しい。

 

 ドラマ見たことない人にはなんのこっちゃなエントリー、最後まで読んでいただきありがとうございます。

では。週末お時間あったらぜひチラッとでも見てみてください!

私はこれから飲みに行きます!

日本のドラマがつまらないのか、それとも私がつまらないのか(追記:”ごめん、愛してる”の最終回感想)

ちょっと前に日本のドラマが面白くなくなったのはなんでか、的な記事がTwitterで流れてましたよね。

(ごめんなさい、元ネタを探す時間がもったいないのでうろ覚えですけど。もし後から見つけたらリンク貼ります)

 

あれ、私記事自体も途中までしか読まなかったのでどんなふうに結論付けたのか知らないんですが(なんか事務所対制作サイドの押し問答とかそういう感じだった気がするけど)。じゃあそれを持ち出すなって言われるかもしれないけど、「日本のドラマは本当に面白く“なくなった”」のかどうかについて私的に思ったことを書きたくてですね。

 

ちょっと前まで(高橋一生にはまるまで)は、私も日本のドラマは正直真面目に見てませんでした。

だって、(ほぼ)面白くないんだもん!

面白くないっていうか、中にはすっごい面白いものもあることも知ってるけど結構な確率で「ビジュアルが良い女優俳優をマジョリティとして1時間あれこれやるもの」という認識が強かった。演技がうまいなあ!っずっと見ていたくなる女優俳優もいるんだけど、そういう場合も脚本がチープだったりセットに説得力がなくて何かしらしらけちゃったり。たまにすべてがある素晴らしい作品が出てくるわけですが、それを見出すためにオンタイムで時間を使うのはもったいないなあって思っていた。なんていうか本当に評判が良くて面白いものが出てきたら後でまとめてみればいいや、でもそこまでしてみたいと思う作りこまれてリアリティのある日本のドラマってないな、という印象。 

なんていうか、「演技がうまい役者さんだけで構成されている見入ってしまうようなドラマが数少ない」ことと「(トレンディではないにしても見世物としての)ドラマ作ってます」感にしらけちゃう、っていうのが私が日本のドラマを見たくない一番の原因だった。

 

たとえばの話、普通のOL役の人がいたとするじゃん。田舎から東京に出てきて一人暮らし24歳、みたいな。24歳ってことは大卒って考えたら働き出して2年でしょ?新卒で専門職でもなく普通のOL、特に外資金融みたいな生き馬の目を抜く高給取りの設定でもなく、定時にはしっかり帰ってるように見受けるその(多分一般職の)24OLがさ、都内だったら家賃20万ぐらいしそうな所に住んでるわけ!なにその広いリビングにクイーンサイズのベッド!みたいな。お前それ給料ほとんど家賃じゃないか!みたいな。でもって家具とかもしっかり揃ってるし、なんか知らないけど毎日違う服着てるし、下手したら猫とか飼っちゃってて。おいおいおいおいおいおいおいおい、おいおいおいおいおいおいおいおい!東京のどこに行けばそんな生活できるのよ教えてよ!!!みたいな。100歩譲って23区じゃないにしても、そりゃ無理だよお嬢さん!みたいな。そのくせなんか知らないけど妙にある生活感あふれる歯磨きシーンが(話の流れに対して関係なく)挟まれて、提供の会社の商品である200円ぐらいの歯磨き粉がばっちり映るシーンがあったりしてさ。いやね、こっちも長く生きてますから、ある程度社会の仕組みとかわかってるよ、歯磨き粉うつさなきゃいけないよね、だってスポンサー様様だし。なんちゃらマーケティングってやつでしょ?わかる。それについては文句は言わない。だけどさー、とりあえず、主人公の一か月の家計簿見せてもらおうか?話はそこからだ。何人パパいるんだよ!夜はキャバクラでバイトしてる設定だけど会社にも視聴者にも隠し通してる設定なの??って。でもってさらにおいおいおいおい、ってなるのはその平々凡々なはずのOLにいきなり会社社長の御曹司が目を付けて求愛してきたり、街を歩いてたらお忍びで買い物してた大スターに目を付けられて別世界に!とかさ、街でけんかになったイケメンがある日突然義理のお兄さんになったりだとかさ!

ぅおーーーーーーーい!

 

ってなる。

もうちょーい現実味クレィ!ってなる。

 

あとね、いい加減、演技下手な人にメジャーな役を演じさせるのやめません??

せめて、真面目にお芝居をしたいと思ってる俳優女優を主役にしません?

いやね、わかるんですよ、ある程度力のある事務所の売り出し俳優女優を出さなきゃいけない、とか、やってるうちに演技うまくなる、とか、視聴率取れる人使わないとテレビ局的にリスクは負えないとかさ。ならば脇役とか出番の少ない役でいいのでは?オトナの世界の裏事情とか力関係でまだ準備のできてなさすぎる演者を大役に当てるのはまわりまわって本人のためにならないと思うんだよね。顔がいいからスタイルがいいからっていうんならその人はモデルすればいいわけですよ。私は(だし、真面目にドラマを見ようとする人はすべて)きちんとその世界に引き込んでくれる作品が見たいわけで、その一要因として俳優女優はとても重要なわけですよ。一度は許されてもさ、2回3回と学芸会みたいな演技見せられたら、もうその女優俳優は「演技が下手な人」ってレッテルを張られちゃうよ。こっちは学芸会見に来た親じゃないんだよ、演技が下手な女優俳優は目に入れたら痛いんだよ!ってなる。

それって俳優女優にとっても、もっというと事務所にとっても長期的に見て投資としてはだめなのでは?

そういうのって見ている側に伝わるのでは?と。(ちなみに朝ドラは新人女優さんが長丁場の作品に関わることによって飛び抜けて役者として成長するのを見るのも楽しみであるし、それをカバーできるだけの他の出演者や環境が整ってるから例外だと思ってる)

めちゃくちゃ上から言ってるけど誰、私?夏木マリなの?桃井かおりなの?(二人とも大好き♡)

 

・・・で、ここまで言っておいてなんですけど、最近、はっ!となったのですが、ドラマは見ているこっち側(視聴者)のスタンス、心理状態、環境とかも大きく影響するっていうことです。ここからが私が言いたかったとこです!

 

というのは、私今期(2017年7~9月期)、

「ごめん、愛してる」www.tbs.co.jp

 

というドラマを見てるんですね。

これ、上でさんざん演技力が、とか設定が、とか言っておきながら「ごめん、愛してる」を見た理由は主演の長瀬智也がかっこいいからです。あと坂口健太郎が好きだからです。演技力とか求めてませんでした!!!ごめん、イケメン大好き!!!!!が、実際見始めたら、長瀬智也はいつも長瀬智也なんだけど役に合った安定の上手さな演技してるし(頭が痛くなるシーンはドラマティックすぎて、え、ちょっとちょっと!ってなるけど)、坂口健太郎はおボンボンで苦労してない、ほしいものはぜ~んぶママが手に入れてきてくれた的なイラつく演技うまいし、大竹しのぶさんはさすが!としか言いようのない、息子を溺愛して周りが見えない嫌味なお金持ち役がうまい(うちの母はこのドラマの演技で本気で大竹しのぶが嫌いになってわざわざLINEで報告してきた)、直虎でナレーションやってる中村梅雀さんも完全癒し系でいい味出してる。正直出てる人みんな演技うまいんです笑 あれ、ヒロイン吉岡里帆は?って思ったそこのあなた。私、吉岡里帆をどう評価すべきか未だにわからないんですよ。なんか演技うまいのかもしれないけど全部同じに見えちゃうんですよあとバラエティでのずれ感が私が苦手なタイプなんですよだからコメントは控えます。あ、カルテットのキチガイアリスちゃん役は好きでした。あとあの外見になれるなら当然喜んでなります。お金払います。生涯賃金積みます。

 

なのでこのドラマ、上で言ってる「演技のうまい人」の条件は完全クリア。が「ドラマ作ってる感」はありありです。だってストーリーをさらっと簡単にまとめると、吉岡里帆は坂口健太郎がずっと好きだったんだけど突然出てきた長瀬智也に反抗してるうちに気付いたら好きになってる、でも長瀬智也はとある事情で命短し!さあどうする吉岡里帆!みたいな内容なんです(細かくは公式サイト↑を見てください)。かなりの80年代テンプレみたいなドラマだな、って思いました、設定聞いた時。そしたら元ネタが韓国ドラマなんですね。なるほどー、へええええ、まあいいか、一回目見てつまらなかったら辞めよう。って思ったんですよ。見たら実際ああ韓国ドラマ~!的な。ヨン様いつでてくるの?みたいな。正直見るのやめようと思ったんだけど、大竹しのぶの鬼気迫る演技にちょっと目が離せなくて見ていたんです。みんな演技はうまいけど設定にご都合主義がちょいちょいある。知的障害のある役の池脇千鶴が道端でホットドッグ売ってたりするシーンがあるんですけど「え!保健所の許可とか絶対取ってないじゃん!ダメ!」とか。アメリカに一人行こうとする吉岡里帆長瀬智也が具合が悪くなり行くのをいったん止めるシーンがあるんですけど、「行かなくていいのかよ?」という長瀬智也にめっちゃさらっと「ううん、今日はもういいの」っていうんですけどね。「今日は」て!個人で留学するためにチケット買っててしかもものすごい裕福でもない吉岡里帆が「ううん、今日はもういいの」で済むのか、いや済むわけがない!アメリカのチケットって少なくとも10万はするよ?「今日は」ってなによそれ!とか。一人で屋台で飲みつぶれてる吉岡里帆長瀬智也が見つけて背負って帰るシーンとかあるんですけど、「え?ちょっと待って?!なんで吉岡里帆のこと見つけたの?こいつカメラ回ってないところで長瀬智也に酔っ払ってLINEとかしてるの?」とか。みたいなご都合主義は多々あるんですよ。

 

でも、ね、私、なんだかいいドラマだなって思ってしまったんですよ。

 

なんでかな、って考えたら、吉岡里帆が(バカ)正直なんです。

吉岡里帆以外の役の人が比較的思ってることを溜めてしまったり口に出すのをやめようって判断をすることが多いんですよ。なんていうか、一般常識のある大人というか。自分が傷つくことは避けたいしむやみに人を傷つけるのもよくない、みたいな。

そんな中、吉岡里帆(役)は。こうした方がいいってわかっててもああしちゃう、とか言わないほうがいいってわかってても思ったことすぐぺろって言っちゃう、とか、とにかく正直。典型的ドジっ子ヒロイン。そのアクションによって自分が傷つくとか人を傷つけるとか潔いぐらい考えていない!それを見てたらね、お姉さん、イライラするんじゃなくて純粋にああ若いって素敵だし自分の心に正直なのっていいなって思いました。私、物事なんでも深く考えてしまうタイプなので、いつもなにか選択肢がある時いろいろ考えちゃうんですよ。だけど、昔は何にも考えてなかったしこのドラマの吉岡里帆のように正直に思ったように生きていたはず、私はいつから思ったことに正直に動けなくなってたんだろう、いつから自分のことを「大人」と認識しだしたんだろう。って。器用になったってことなのかもしれないけどはたして器用になる必要はあるのかな?って。

 

なにか自分の中にそういう風(最近の自分正直じゃないな、みたいな)に考えているところがあったから、たぶんこのドラマが刺激剤となって私の感情を揺さぶったんでしょうね。一見「ああなんか量産型のドラマだな」みたいな作品だとしても(「ごめん、愛してる」がそうだとは言っていないですよ!最終回楽しみだよ!)、見ているこちらの受け取り方でその人の人生を変えうるものすごい大きなきっかけになるし、それが本来ドラマやら映画の醍醐味なのかなあと思ったんですよ。もちろん、スポンサーだ事務所だなんだかんだ大人の事情を中心に回すのではない、作者はじめ関わる全ての人が思いを込めて作った作品の方がかなりの確率で心に響くものがあると思うけどね。

 

なにがいいたかったかっつーと、一見興味なさそうだな、学ぶことなさそうだな、って思うようなことがあったとしても、食わず嫌いはなるべくせずに時間の許す限り新しいものを自分に取り込むのっていいな、そうありたいな、ってことです。そうすることによって新しい自分を見つけたり、毎日のいろんな大人のしがらみが積み重なって見つけられなくなってた元の自分を見つけたりするのかもしれません。

 

最後に。私は高橋一生が好きですが、長瀬智也が目の前に現れたらとりあえず手を引いて家に連れて帰りたいと思います。

 

 

**********ここから「ごめん、愛してる」のネタバレ含む追記**********

9月17日に「ごめん、愛してる」の最終回がありましたね。

私的には思った以上にきれいな結末、かつ、嫌な人だらけだったドラマから嫌な人がいなくなって終わるといういい裏切りばかりでした。あー、これは諦めずにオンタイムで見てよかったな、と思いました。上で書いたことと矛盾してしまうけど、人に評価された後のドラマだと、はずれはなくてもどうしても前情報(内容や結末なんか)が耳に入ってしまうから。このドラマに関しては、私は原作の韓国ドラマも見ていないしネットで情報を調べるほどはまってもないし毎週さらっと日曜夜に見てたんですよ。

なので、どこまで原作に寄せていたのかはわからないのですが、原作と結末が違うというのを最終回後にネットで知りまして。

日本版は、長瀬智也(役)の死後、吉岡里帆(役)は2人の出会いの地韓国・ソウルへ行き、思い出の地から、晴れ晴れとした顔で前に進んでいく、的な終わりだったんですよね。すがすがしい。これに対して原作では、ヒロインは後追い自殺をするらしいんですよ。その時に「(あなたが望んでないだろうことはわかっているけど私はあなたが好きだから離れたくない。ので追いかけます。)ごめん、愛してる(から)」というという結末らしいんですね、聞いたとき、うへーーー!ってなりました。

対して日本版は長瀬智也が言うんですよ。もう、死期が迫っていることを感じた長瀬智也は、自分がいなくなった後に、吉岡里帆がそして自分とかかわったすべての人が自分のことを想い続けないように、生きた痕跡をすべて消して行こうとします。自分の生きた証(もしくは死後のビデオレター)のつもりで携帯に撮りためた動画、吉岡里帆の携帯にある自分の写真(ここで吉岡里帆の携帯に彼専用のフォルダがあるのがまた泣けたんですけど、これは演出上「写真は全部消したよ」というのをわかりやすくするためなのかもしれない。)を消し、旅立つためのすべての準備ができた後に彼女に電話を掛けるんですね。そして「(あなたが俺を愛してくれているのは知っている。でも、いなくなる俺があなたのことを愛するのは、あなたに悲しい思いをさせるとわかっているからそれはあなたを傷つけることになる。でも、)ごめん、愛してる」と言い残すんですよ。その後物語はそのシーンから1年経ち、冒頭の、吉岡里帆がソウルに行くシーンで終わります。(ただ単なる時間的縛りの可能性は高いけど)その1年の経過を省いたことで、視聴者がその一年のヒロインの苦悩を想像する余韻が与えられました。その想像はきっと視聴者一人一人が自分の経験をもとに想像できたんですよ。

なんていうか、私の解釈は、ベタだけれども、「愛した人を失うつらさを乗り越えたヒロイン」が「前へ進んでいく」というもの。愛する人が亡くなる経験をする人は多くはないと思うけれど、愛する人を失う経験ってみんなきっと一回はあって、それは人によっては決して振り返りたくない辛い出来事として胸の奥にしまわれてたりする。けど、純粋に心の底から人を愛することはどんなに悲しい結末を迎えるとしても決して無駄にならないんだろうな、と最後の吉岡里帆の晴れ晴れとした顔が思わせてくれたんですよね。

たぶん、私がそう思えたのは、今の私に恋人及び想い人がいないからなんだろうな、と思います。いる状況でこういうドラマ見ると、自分を重ねすぎてダメなんですよ。だから、やはり、このポストでもともと書いた

>見ているこっち側(視聴者)のスタンス、心理状態、環境とかもドラマには大きく影響するなっていうことです。

というのはほんとなんだな、と改めて感じた次第です。

 

後これは完全に言いたいだけなんですけど、大竹しのぶ長瀬智也にご飯を作ってあげるシーンは圧巻でした。彼が(自分が息子であると告げていない、本当の母親である)大竹しのぶに人生最初で最後となるご飯(卵粥)を作ってもらうシーンなのですけど、大竹しのぶがご飯を作ってくれるところを見つめる長瀬智也の目は本当に自分の母親を見つめるずっと天涯孤独だった男の目だったし、卵粥を口にしたら本当のことを告げたくなってしまい、そんな自分をおさえることができなくなる限界で逃げるように帰る、自分の心を何とか抑えようとするお芝居は見ていてこっちが吐きそうになるというか、本当に見ていて抱きしめてあげたくなるような、いいんだよ、と言ってあげたくなるようで圧巻でした。で、大竹しのぶ。この人ほんとに天才だというのはみんな知ってることなんでしょうけど、すごいですね。長瀬智也が息子だとは知らないのに、彼が帰った後なぜか涙があふれ出す演技!!!で、しのぶ先生、「なんで?」と、涙が出る自分に戸惑うんですけどもう見てるこっちが「なんで(そんなお芝居できるの?!)」でした。

 

以上。

人間ドック、大切!

先日、人間ドックを受けたんです。

 

年に1回は受けてるのでもう慣れたもんなんですが、「前日9時以降はお食事しないでくださいね」に毎年苦しめられます。逆に言うとそれぐらい夜中まで食べ物を口にしているんだ、ってことなんでそりゃまあ痩せないわよね~なんて思いながらも、おなかすいちゃってやばいから早く寝よう、と思うんだけどそんな時に限って目が冴えちゃって眠れなくて、眠くなるまで本でも読もう、って思うとそんな時に限って食べ物の描写とか出てきちゃって、無駄にもってる想像力がこんな時にものすごいアシスト決めてもう目の前に食べ物があって匂いまで感じちゃうのに食べられない、みたいなしんどさです。毎年。今年は海鮮丼でした。だいたい海鮮丼のトップに鎮座している、つやっつやの甘海老を甘めの刺身しょうゆとわさびをつけて食べたくて食べたくて苦しみながら寝ました。でも、ありがとう神様。苦しみながら寝たら、夢には高橋一生が出てきました。高橋一生と大学生してました!青春!一緒に大学の講堂で授業受けてました。幸せでした。甘海老は食べてませんでしたが。

次の日人間ドック終わったら絶対海鮮丼!と思ってたのに終わった後のランチはなぜか中華料理・・・。なんでそうなったのかな。小龍包おいしかったなー。高橋一生色っぽかったな―。

 

はい、話を戻して。

 

今回の人間ドックのハイライトは、マンモグラフィだった。間違いなく。

 

私、マンモグラフィバージンだったんですよ。

毎年の人間ドックでの乳がん検査に加えて、私の住んでる市区町村では住民に乳がんと子宮がん検査を1年おきに受けさせてることもあり、あとなんか別件で病院行ったときに勧められて受けたりで、結構な回数受けてるんですけどね。乳がん検査。

ただ、まだマンモグラフィを受けろと言われている推奨年齢に達してないので、エコーしか受けさせてもらえなかったんですね。

 

そ れ が ! ! !

 

今まで通ってた地元の病院が待ち時間長かったり他にも不満があったので、今年、何となく人間ドックの病院変えたんですよ。で、予約電話をしたんですが、まあ大体人間ドック受ける際に言われる注意事項、あと胃カメラの際の鎮静剤使用の希望、その他オプション検査の有無を聞かれたんです。その時電話に出てくれた受付のお姉さんが

 

乳がん検査はエコーとマンモどちらに致しますか?」

 

って聞いてくれたんですよ!今まで人間ドック受けてた病院は有無を言わさずエコーしか受けさせてくれなかったのに!!!与えられた選択!!!大人への第一歩(いや、十分大人だけど)!!!

 

なので、

 

「マンモ、受けたことないんですけど、私、受けてもいいんですか?」

 

と聞いたところ、

 

「あ、いいですよー」

 

って。超軽いノリ。後で調べたらどうやらマンモの最新機種を持ってる病院だったようでなるべく使いたかったんでしょうね。きっと。エルメスのバッグ買ったら毎日持ちたくなるもんね。ルブタンの靴買ったら無駄に階段上り下りしたくなっちゃうもんね。新しいMac book Air買ったらスタバでノマドりたくなるもんねでもそこでYoutube見てるなら家でやってくれ。わかるわかる、マンモの機械なんてちょっと桁外れにお値段高いから、そりゃ見せつけたいよね。大きすぎて持って歩けないからみんなに来てもらうしかないもんね。ということでマンモ様へのお目通りをさせていただくことになったんです。

 

でもさ、人間ドックなんて予約したらその前日まで特にすることもないのですっかり忘れてたわけですよね。マンモ様に会えることを。前日、あ、そうだ、と思い出してとりあえずマンモ様デビューしてる友達にマンモ様のこと聞いたんです。彼女、どんな感じ?って。そしたら、口をそろえて「痛い」「激痛」「検査技師死ねって思う」など心穏やかじゃないコメントばかりが飛びかかってくるじゃないですか。こわい。どんな女王様だよ。ただただ怖くなる。おっぱい挟んでレントゲンとるだけでしょって思ってたけどどうやらそんなんじゃないぐらい痛いらしい。おっぱい挟んでレントゲンとったことないからどれくらい痛いのか想像もつかない。もうこうなったら「死ぬわけじゃないし」と自分を鼓舞していくしかないわけですよ。おっぱい取られるわけじゃないし、って。

 

で、当日。聴力、身長体重、診察、視力etc、まあベルトコンベアーに乗ったマグロのように次から次に流れ作業で検査をこなしついに来たわけです。そしてついにマンモ様とのご対面!

 

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名前を呼ばれて検査室に入ると優しそうなおばちゃんが

 

「はい、じゃあ上半身裸で機械の前に立ってください」

 

っていうわけですよ。

もうね、恥ずかしいとかなかったの。

マンモ様のご命令だし。いや、検査だから。

で、やったことある人ならわかると思うんですけど、あれ、検査技師の人がめっちゃおっぱいつかむじゃないですか。さすがにびっくりしましたよね。え、そんなに?って。おばちゃんの顔まじまじと見ちゃったもん。それで、おばちゃんがつかんだ私のおっぱいを透明の板に挟むんですよ慣れた手つきで。でそうすると透明の板がどんどんぐいぐい圧をかけていくわけ。私の控え目なおっぱいに。どんどん潰されていくんですよ!たとえるならばパン生地をめん棒で伸ばしてるような感じで。うわあああああああって。うわああああああああああああああ!伸びてる!広がってる!なんだよマンモっておっぱい錬金術かよ!!!!!って。普段もうちょっと自己主張してもいいのに、って思ってた私のおっぱい、伸ばすとあんなになるのか!あんなにがんばれるのか!っていう感動。いや3次元のものを2次元にしようとしてるから質量的には変わってないんですけどね。なんか面積伸びるだけでこんなにうれしいのか。と。痛みに関しては、冷静に、「お、痛いな」レベルでした(あくまでも私は)。

・・・皆様にもぜひ、お勧めします。マンモ様。自分にくっついてるものがあんなに伸びるという感動を味わいましょう。味わってほしい!

 

ていうかね、マンモ様だけじゃなく、人間ドックも子宮がん検査も胃カメラもしましょ!やれることは全部やっておきましょ!

 

あのね、…いつも煩悩ダダ漏れ文句ばっかりなのになんでこんなこと書こうかと思ったかというと。

面白いこと言えないけど、しみじみと人間ドックって、大切だなって思ったんですよ。

 

先日、(人間ドックとは別のクリニックにて)たまたまがん患者さんとカーテン越しに隣になったんですよ。

いや、私は肩こりと腰痛で行ってたんで全然健康なんですけど。

そのがん患者さんは、腰が痛くなって病院に行ったものの原因がわからず、いろんな病院をたらいまわしにされていたらしいんですね。その間もずっと症状は悪化する一方で。ようやく最近になって受けた検査でがんが原因の腰痛だとわかったのだけど、わかった時には体中に転移していた、と。もう転移しすぎて手術は難しい状態なんだけど、どうしても抗がん剤を受けたくなくて何か方法はないのか対処療法の治療を受けながら根本治療の方法を探しているのだけれど、どうやら痛すぎて眠れないらしいんですよ。横になると体が痛いから眠れない。と。仕方がないので毎日座って寝るんだ、って。だからほとんど寝られてないんです、って。カーテン越しだったからお顔は見ていないけど、声から察するに2.30代だろうなっていうまだがん患者になるには明らかに若い方でした。そして待合室には旦那さんと思しき人が一人で待っていました。私は先に治療が終わったので、その彼女に先生がどんな治療を施したのか施せたのか、わからないんですが。なんとか彼女が治る方法を先生が見つけられますようにと思わずにはいられなかった。ぶりっ子とかじゃなく。

 

あのね、少し前に小林真央さんが他界されたとき、どうしても現実世界のこととして受け止められなかったんですよ、私。

もちろんテレビもガンガン放映してたしネットの記事も大量にあったから一通りは見たし、あんなにかわいいお子さんを2人残してこの世を去らなきゃいけない気持ちがどんなだったか想像したら、残された家族の気持ちを考えたら、涙は出るんです。ボロボロと。

だけど、全部があまりにも美しすぎて、「お話」として脳内に入ってきてしまってたんですよ。一本の映画を観ているような。とても悲しいことだということも、つらいということも、残された家族の悲しみとこれからの再生の辛さしんどさすべて「私の想像できる範囲で」わかるはずなのに。それぐらい現実世界に存在する普通の人間と思えないぐらい、彼女は美しかったし強かった。結婚式のドレス姿は本当にお姫様のようだったし、表舞台に頻繁に出ることはなくなってからも、海老蔵さんを支えて、子供を愛し育てる姿も完璧すぎて。がんであることの公表とブログ開設なんかは賛否両論あったし別に私はそれについて論議したいわけではないので置いときますが。とにかく彼女を取り巻く全てがあまりにも美しすぎて、私は「映画のような物語」と感じてしまってたんですよ。

 

それが。

 

あの日、カーテンの向こうで先生に症状を説明し、なんとか治せないのか、もがいていた、お顔も知らないその女性の声を聴いてしまったその瞬間、突然、がんは、病気は、死は、誰にでも起こり得ることなんだな。って思ったんですよ。そしてその時(別に求められてはいないけど)小林真央さんのことが「お話」から「現実」になったんですよ。私の中で。

 

子供がいるからとか、家族がいるからとか、仕事で重要なポジションについてるからとか、お金持ちだからとか、そんなこと関係なく、みんなHappyに生きたいわけで。だから、そのためには、きちんと自分が使っている「体」をチェックしていかなければいけないんだ、と思って。自分の体を愛していたわってあげないと。当然そこにあるもの、なんて思っちゃいけないんだ、と。1年に1回人間ドック受ければいいってもんじゃないのはわかってるけど、選択肢があって、できることがあるのなら毎日笑顔で過ごすためにできることはやらないといけないなーって。だって、健康だから今毎日テレビ見たりおいしいもの食べたりツイッターしたりデートしたり煩悩一杯に生きていけるわけじゃん。

 

マンモ様によるおっぱい引き伸ばしイベントをお勧めするつもりだったのに、書いてるうちに真面目になってしまいましたが。私はこれからもきちんと人間ドックを受けて煩悩たっぷりめに生きていきたい所存です!

 

これを読んだ奇特な方も、ぜひ!

一緒におっぱい潰されて煩悩一杯で健康に生きましょう!!!

高橋一生はそろそろ信仰の対象になるんじゃないかという件

私ですね、ブログ書くの、これがほぼ初めてなんです。

いつも友達にLINEでほとばしる熱い思いを(高橋一生だけではなく全般的に)投げていたら、

「ブログで書け」と言われたので書いてみたんです。

私は思考を言葉の形にして自分の考えをまとめるタイプだ、と。

そして最初はやっぱり愛してやまない高橋一生について書くでしょ、と。

そーしーたーらーーーーー、Twitterで同じ思い(高橋一生へのほとばしる熱い思い)を抱いている方々にお褒めいただけてもうなんつーか昨日の夜からアドレナリン出っ放しなんですよ。

 

一人でイッセイランドにいると思ってたら、実は今まではイッセイランドの入り口にいただけでまだ入場してなかっただけなんだ!みたいな。

今まで周りの友達だれも高橋一生の尊さを理解してくれなかったのにここにこんなにいた!!!みたいな。

友達にどんなに高橋一生に対する熱い思いの丈をボールに込めてぶつけても「ほんとに高橋一生好きなんだね~ニコニコ」みたいな、「○○ちゃんボール投げるのうまいですね~ニコニコ」って公園で日曜にボール投げに付き合うお父さんみたいなリアクションしかもらえなかったのが。一旦ランドの中に入ったら、もう、すげえ本気のボール投げ。しかもとんだ剛速球だらけ。え、ここ東京ドーム?札幌ドーム?お前らみんな大谷翔平かよ。なんならメジャーリーガー田中将大なのかよ、って。お姉さん涙でスクリーンが見えないよ。

なんなんだろう、え、なにこのパラレルランド。いつからこんな素敵な世界がネットの中に繰り広げられてたの?!こんなに傍にあったのに全く気付けなかったよ!って。ユートピアここだった??みたいな。

 

この同じものを崇めて人が集まる現象、なんかに似てるなって思って昨日の夜からずっと考えてるのですが。

さっき、わかっちゃったよね。

 

これ、宗教でしょ。

 

高橋一生って、宗教でしょ。

 

だって、私は高橋一生を好きになってから、新しい世界が拓けたわけですよ。

 

  • 日々生きるモチベーションが上がった(日々供給される新情報を知りたいから)
  • 同じ思いを抱く同士と出会えた(Twitter万歳)
  • よりよい自分になろうと思えるようになった(だって、同じ東京に住んでる高橋一生といつかばったり会うかもしれないし)
  • もっと稼ごうと思うようになった(だって、結構お金かかるんだもん)
  • 体力付けようと思った(今までなかったイッセイタイムを日々の生活に繰り込むためには体力が必要だと実感)

 

と、さらっと考えただけでもいいことだらけ。

宗教っていうとなんかインチキ臭く感じるけど、本来宗教って昔の人が毎日今日食べるごはんを確保できるかどうかみたいな大変な日々を生きる中、生きる希望を持つためにできたんじゃなかったけ?そしたらさ、高橋一生って完全に信仰の対象だよね?だって完全に生きる希望じゃない?いやそうでしょ。反論がある人はパワポに要点をまとめて提出してください。それ以外のフォーマットは受け入れません。

真面目に言うと、みんなそれぞれあると思うんですよ、生きるにおいて大切な指針とかモチベーションとか希望とか。それは人それぞれ違うわけで、子供とかパートナーとか仕事とか趣味とかさ、あと運動で人生変わる人とかもいるわけで。

そういうのって私、大きな意味で言ったら宗教だと思うんですよ。

 

だってね、Google先生に「宗教」ってなんやねん、って聞くと

 

神または何らかのすぐれて尊く神聖なものに関する信仰。また、その教えやそれに基づく行い。

 

って答えてくれるんだけど。これさ、もう完全に今の私にとっての高橋一生だよね?

 

高橋一生に関する信仰。また、その教えやそれに基づく行い。

 

なんもおかしくない。違和感ゼロ。いやむしろそうだよね?

これはもう、宗教法人高橋一生つくるべきじゃない?

でもって私法人代表になって非課税でウハウハ生活じゃない?!

と思って、調べてみました↓

  

宗教法人の設立手続|文化庁

 

難しいっすね。ちょっとよくわかんないね。文化庁もうちょっとゆるキャラとか作ってわかりやすさ心がけたほうがいいね。そんな時はYahoo知恵袋さんに聞くに限るね。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

・・・どうやら宗教法人は難しそうだね。

でも宗教団体は作れるらしいね。200人を目標にって書いてあるけどそんなん秒速で一億円稼ぐ男与沢翼ばりに秒速で集まるでしょ。だって高橋一生だよ?やる?やっちゃう?

ってなったけど。

ここまで調べたら、生来めんどくさがりの私だから誰かが作ってくれるの待とうかなあってなったわけです。だって結構めんどくさそうじゃん。でもただでは転びません。もっといいこと思いつきました。もう舞プロモーション高橋一生の所属事務所)に入社してファンクラブ(今!なんと!ない!)作ればいいんじゃない?なんなら入社しないでも委託業務でやるぜ?ファンクラブ作ったことないけどやるぜ?

そしたらもしかして会えちゃったりするわけでしょ?

この寝起きの頭ぼっさぼさの高橋一生とか見れちゃったりしちゃったりするわけだよね?

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やばいね。考えただけで胸が高鳴ってくるね。

 

私、その辺の若い娘より全然仕事できまっせ。

どう?舞プロの偉い人?

 

・・・結局宗教法人設立が目的じゃなくて単純になんとか信仰の対象高橋一生に会う手段を考えていただけという自分のよこしまな心に気付いたところで仕事するよ。

お金持ちについての観察結果

独身なので、結構な頻度で友達とご飯を食べに行っている。

それで気付いたのだけれど、私の周り、かなり、お金持ちが多いっぽい(私は全くの平民)。

人間、自分が育った環境が標準になってしまうから、世の中の「平均」って意外とわからなかったりするので、どこからが「お金持ち」でどこからが「貧乏」かもわからなかったりするのかもしれない。たぶん、私も、東京に住んで一応毎日暮らせていけてるし、食べたいもの食べて読みたい本買って買いたい服をある程度自由に買える時点で、日本人を2つに分けたら恵まれてるサイド、にいると思う。

に、しても。

周りにお金持ちが多い。

 

地方の名家の一人娘で会社社長、とか

資産家の娘、とか

代々続く実業家の息子、とか

余りにも頭が良すぎて稼ぎまくってる女、とか

学生のころから株で稼いで結構自己資産築いてる女(家もきちんとした家だけど援助なしで)とか、

収入的には普通の家で育ったけど会社起こして大成功した男、とか。

 

われながら、自分を分析しても、なんでそういう人と知り合う機会があったのかよくわからない。まあ、そういう恵まれた人がいる環境の中になぜかいてしまったからそういう人と知り合ったんだろうと思う。まあ、上記には年収2,000万+ぐらいから資産何億円、クラスまでいろんなのがいるので一概にひとまとめにはできないのだろうけど。

 

あと、私は、基本他人に興味ないので誰が何してようと結構どうでもいいやというタイプなので、私が興味を持てて仲良くなりたい、と思う人しか友達に残らない。よって私の友達はいい人や面白い人(あくが強いともいう)ばかりだし下品な人はいないんだけど(下品な人間が嫌いなので)。そしてその興味を持った人に関しては知りたくてしょうがなくなってもうとことん観察して分析してしまう(愛のなせる技、いや業)。

お金持ちだから面白い人なのか、面白い人だからお金持ちなのか・・・たまごとひよこですが、お金持ちの特徴を何となく書いてみようかなっと。(注・これをやったらお金持ちになる!とかお金持ちになる7つのルール、とかそういうんじゃないからね。ただ単にみてて笑ったお金持ちの特徴ね。)

 

①やっぱりどっかケチ

②へんなところにこだわる

③よくしゃべる

④人のこと気にしなさすぎもしくは気にしすぎ

⑤身なりには気を使う

⑥何かしらのSNSを結構ヘビーユースしてる

⑦お酒好き

⑧高尚な趣味がある

⑨軽くアスペルガーもしくはサイコパスが入ってる

⑩でも結論いいヤツ!

 

まず、

①やっぱりどっかケチ

これはね、よく言うじゃないですか、お金持ちはケチだからお金持ちなんだ。って。

これ、ケチが出る場所は人によって違うんだけど本当だと思う。

でも、人には豪勢にお金使うのに自分のものを買うときはネットでセールのものを見つけてはそれを買う、とか、ものすごいワイン好きで年に1回はワインの買い付けにフランスに旅行するのにランチは毎日お弁当持参、とか、1回100万のセミナーとかぽいぽい受けるのにお洋服はプチプラ物を「安い!かわいい!」って喜んで着てる、とか。

なんか、共通するのは人に対してはケチを出さないってことなのでしょうか。

(似非お金持ちはこの逆パターンが多い気がする)

 

②へんなところにツボがある

これは笑いのツボも怒りのツボも何だけど、一般人にはわからないところにツボがあって、いきなり笑いだしたり怒り出したりする人が多い気がする。でも、大人なので表面上わからなかったりもするのだけど。前の日に笑ってた内容で次の日に切れたり、とか。具体例が具体的過ぎて出せませんが笑

 

③よくしゃべる

これはね、もしかしたら私の友達だからっていうのがあるかもしれない・・・。

けど、皆さんよくしゃべる笑。なんていうかエネルギーに満ち満ちてる。

自分の考えをきちんとしっかり持っているから、何か議題があった時に黙ってやり過ごす、みたいな人はいないかもしれない。

だからこそ、自分の力で皆様人生うまいこと進めてるんだと思います。

 

④人のがどう思うか気にしなさすぎもしくは気にしすぎ

これは、ほんとに両極端。

気にしない人は普通にみんながスーツの中で一人ひらひらのワンピースで現れたり、周りがどん引きしてるのに自分の作ったサービスについてPCを広げて飲み屋で語りだしちゃったりと、一般人からすると「いや、、、空気読もうよ」ってなることがある(たぶん⑨のアスペのせいかもしれない)。もしかして敢えて空気を読んでないのかもしれない。

そして逆パターンの気にしすぎの人。たぶんここに当てはまる人は、1代で財を築いたというより親もしくはそのもっと前の代からの名家っていうのが多いかも。のびのび育つ人もいるんだけど、やはり周りの人から常に見られているという意識があるため、どう思われるか気にしちゃうんでしょうね。。。リッチピーポーも大変だなあ、とこの人たちを見てると思います。

 

⑤身なりには気を使う

「スティージョブズは身なりに気を使ってなかった、あいついつも同じ服じゃん」とかいう人もいるかもしれませんがそれは私は違うと思います。彼は、最低限人に不快な思いをさせず、かつ自分の貴重な時間と労力を使わないためにあのシグネチャールックを持っていたのでは、と思うのです。

やっぱり、お金持ち見てて思うのは、彼らは「人を不快にしない」ということを常に意識の中に持っていると思う。

ものすごいおしゃれなお金持ちもいますが、そうでなくても不潔にしているお金持ちは私は見たことありません。

それと関連したことで言うと、お金持ちで夏に生乾き臭をふりまく人はいないし育ちの良い女性でハイヒールのゴムが擦れているのに修理に出さず音を出して歩いている人はいないと思います。この二つって、私の中ではかなり確実だと思ってる。

 

⑥何かしらのSNSを結構ヘビーユースしてる

Facebookで自分のビジネスがニュース記事になったのをシェアする人もいるし、インスタでおいしいものをログしている人もいるし、子供の成長日記をつけてる人もいる。まあ、中には全く使わない人もいるけど、この記事を書こうと思って特徴を分析してる時に意外と驚いたのがこれでした。そして驚くことにみなさん、全く嫌味ではない(ポストが多すぎる人はいるけど)。これ、なんでなんだろう。人間力のなせるわざなのかなあ。

 

⑦グルメ・お酒好き

やっぱり、人間食べたものでできているっていうのは本当なんだと思います。

食べ物に対して情熱を持ってる人って健康なイメージ。だし、そういう人って生き生きしてるからいろいろうまくいくんですかね。

たぶん、食べ物って最高の道楽なんでしょうね。だって100万のバッグ買ったらそれは相当長い間使えるけど、100万のワインは飲んじゃったら何にも残りませんし。最高級の素材で作られた芸術品のようなお料理も食べちゃったら何も残らない。けどそれは自分の(身体の)一部になるわけですから。そりゃあ、できることならいいもの食べようってなるよね。

難点は、彼らに食事に誘われてしょっちゅう一緒にご飯に行くと自分が破産することでしょうね。

 

⑧高尚な趣味がある

どこからが高尚か、は何とも言えませんが、ゲーマーだったとしても同時にすごいクラシック好きで詳しい、とか買い物ばっかりしてて軽く見えるのにものすごい絵画が好きとか、文学の話をしだすと永遠に話し続ける人、とか。なんというか、知識の層が薄くない。全然関係なさそうな球でも投げ返せるというか。これは、1日2日でできることではないのでわたしも何か教養を付けたいな、と思いました。一番簡単なのはたぶん本を読むことですね。

 

⑨軽くアスペルガーもしくはサイコパスが入ってる

これも、、、ほんと見つけた時は笑いました。一人二人ならたまたまだけどそうじゃなかったからね笑

一言で言えば、アスペルガー=人のこと考える能力の欠如、サイコパス=人のことを思う感情の欠如、だと私は解釈してるのですが。

ガチのアスペルガー及びサイコパスは結構笑えないのでそういうお金持ちはほんと怖いですけど、私の周りにいる例でいうと、何かをしたら誰かに嫌われる、とか全く気にしないから自分が利益を得るためにガンガン仕事進めるとか(この場合も誰かを「傷つける」ことはしない)、みんながめっちゃ感動しているシーンでひとり大笑いしてたりとか。。。後すごい人だと大切な商談中に寝ちゃった、って人がいましたね。たぶん軽いアスペルガーも軽いサイコパスも、周りとずれてるのよね笑 周りの人間は慣れると面白いです笑

 

⑩でも結論いいヤツ!

これも、私が友達でいる人たちだから私はそう思う、というのもあると思うけど。

やっぱりね、宇宙の真理として、カルマってあると思うんだよね(お、いきなりこいつやばいこと言いだしたぞ笑)。

私の観察してきた経験上、悪いことしてお金稼いでそれで幸せになってる人見たことないし、ただただ意地悪で自分のことしか考えてないお金持ちってなんかあってお金が無くなった時にほんとに何もなくなる。

私の友達のお金持ちたちは人のためになにかしてあげるのが大好きだったり、とにかく明るくて周りに人が集まるとか、相談乗るために夜中でも何時間でも時間作ってくれるとか。やはり、人間一番の早道は徳を積むことなんだろうなあ、と。

 

 

いや、オチがつけられないなこのネタ。

でも、書いてみて、やっぱり黄金律に沿って生きよう、って思いました。まる。

SNSでうざい人とうざくない人の違いはどこにあるのか

あのさ。

SNSでさ。

同じような内容なのに、うざい人とうざくない人いるじゃん。

あれってどこから来るんだろう、、、って日々考えてるんですよ。

FacebookInstagramTwitterが今のところ3大なのかなって思うのですが、うざいにもSNSによってそれぞれあると思うのだけど、最近一番私をイライラさせることが多いのがインスタ。

 

インスタ、先に結論言っちゃうと、

「頼む、ミュート機能つけてくれ」

ですね。

私、インスタでフォローしてる人ってリアル知り合い3割ぐらいで、後は日本と海外のオフィシャルアカウント系とブロガー系がほとんどなんですね。で、インスタってフォロー・アンフォローが他のSNS同様結構簡単にできるから、とりあえずフォローしてあんまり合わないなって思ったらさくっとアンフォローできるから手軽でいいよね、

フォローしたリアル知り合いが地雷だった(もしくは地雷になった)場合を除いてな!

さっき結論出しましたが、ほかの2つのSNSと違って、インスタって、ミュートできないんですよね。ある特定の人のポストを見たくなければその人をアンフォローしなきゃいけない。でも、リアル知り合いなんですよ。アンフォローしたのばれるとやばいじゃないですか(やばくないならそれは友達じゃないからここでは申し訳ございませんが論議から外させていただきます)。もう二度と会わない人なら私はざくっとアンフォローしちゃうぐらいには気にしないんだけど、また会うかもしれない人、ってなると結構ビビってできないんですよ。

そもそもうざそうなリアル知り合いだったら、私はフォローされてもフォローバックしないので問題ないんですね(たまに現実に会った時に「私、あなたのことインスタでフォローしてるのよ、あなたも私のことフォローして」とか言ってくる人でかつ絶対フォローしたくない人いますがこういうのは現実世界で「流す力」を身に着けて対応していただければと笑。)

問題は・・・うざくなかった人がウザポスト(=うざいポスト)しか投稿しなくなった時です!!!

 

これ、大体私の統計では

 

彼氏ができた時

婚約~新婚時

妊娠期

出産後ずっと(特に子供以外に自分にアピールポイントがない場合)

ビジネスで独立した時

ネットワークビジネスねずみ講な)やりだした時

あと突然何か哲学に目覚めた時

 

あたりが多い。

上4つは女性、下3つは男性が多いですね~

最近で一番めんどくさかったのは、ちょっとメンヘラなんだけどいい子、が、出会い系で出会って結婚したパターンですね。それまではふつうにいい子、って感じの人柄あふれるポストが多かったんですよ。メンヘラだから多少鼻につくときもあるけどまあ流せる、ぐらいの。

そ れ が!

結婚したら、まあほぼすべてのポストに旦那の存在をほのめかしたり(旦那の手が必ずお料理の写真に入ってるとか)、愛されてる自分を匂わせてないようでぷんぷん臭ってたり(ええ、あれ、本人はサブリミナル効果を狙ってても一発でわかりますから。うぜえ!)、胃もたれワードのタグ満載のポストをしだしたりとか(下記参照)。

例:#今日から #○○になります(←注:○○は新しい苗字ね)#いつも #ダメダメな私を #優しく見守ってくれる #とっても貴重な人です #照れ屋なので #口に出してはくれませんが #態度で愛情表現してくれるので #ほっこりさせてくれる人です #私は #日本一の幸せ者です #感謝 #これからもよろしく #ずっとよろしく

的な感じですよ。これは私が多々ある例を参照に作ったやつなので適当ですが、わかります?このうざさ。これ読んでうざいって思わないならまあこんなつぶやき読まなくていいと思うし多分私とは仲良くならないと思います。

まず何がうざいって、ハッシュタグ。文章にはさむ必要ある?単語じゃなくて文章で必要??笑

私はこういうポストを見るたびに昔Justin Timberlakeがテレビでやっていたハッシュタグのネタを思い出すよ↓

 


"#Hashtag" with Jimmy Fallon & Justin Timberlake (Late Night with Jimmy Fallon)

 

何言ってるかわからなくてもこの感じ伝わるかしら?これ見て以来、ハッシュタグで文章作る人のポストを見るともうこの二人が脳内で軽い横揺れしつつリズム付けちゃうからもうだめおかしくてしょうがない。そう思うとわたし結構ウザポスト楽しんでるかもしれない。でもやっぱり嫌い笑

まあ、インスタミュート機能つけてくれ、っていう最初に書いた結論が結論なんですけど、もう一個もっと結論というか真理として、題名に付けた「SNSでうざい人とうざくない人の違いはどこにあるのか」というと、

たぶん、、、

 

ホントに好きな友達のポストだったらどんなにウザポストでもうざく感じない。

 

ですよね。

これほんと。

おんなじような「結婚しました」「子供産まれました」「おいしいもの食べに行きました」「こんなパーティーしちゃいました」「どこどこに行きました」っていうポストとか、タグたっぷり振りかけられた文章があっても、その人のことが好きなら全然うざくないし、そうじゃないと鼻につく。その人本人の人柄がよかったら、全然うざくない。むしろこっちもうれしくなるし応援したくなる。

…やっぱりさ、SNSって人柄出るよね。

その人の思ってること考えてることが、本人が思った以上に露出してる。

みんな、すごい軽くやってるけど実はけっこう怖いよね。

書いていて、自分も気を付けよう、って思いました。

何の因果かこのページに来ちゃった人も、お気をつけてくださいませね。

 

では。

 

 

 

高橋一生についての考察

世の中の流行に完全に乗っかって、高橋一生に激ハマりしてる。

こんなに芸能人にはまったの、大人になってからは初めてだと思う。

 

今までの好み(芸能人でも現実世界でも)が、高橋一生と真逆というか、色黒くて体大きくて顔濃い系イケメン、体育会系で一緒にいるととりあえず楽しい!みたいなわっかりやすーい人だった。とりあえず合コンとか会社とかで一番人気になるタイプ(でも言っておくけど私はLDH系は血反吐はくレベルで苦手です、好きそうって言われるから余計に)。

 

が!が!が、ですよ。

高橋一生ですよ、私、今。

色白、細身、文化系(実際は結構身体動かす方ですけどイメージ)、塩顔、の、代表みたいな!

マサカココキタカワタシ!ってなったしハマった自分が一番びっくりしてるんだけど。

そしてそれ以上に長年私を知っている友達は私の男の趣味路線変更があまりにも華麗に逆路線なので揃いも揃ってびっくりしていらっしゃる。

 

で、友達と話してたりラインしてて「いやー、高橋一生が好きで好きでしょうがないんだよね」っていうと、とりあえずみなさんこう言います。

 

「なんで?」

 

この「なんで?」は2パターンあって、

 

「なんで(今までの好みとまるで真逆のそっちの方向に行ったんだお前?!)」

 

 

「なんで(高橋一生全然かっこよくないじゃん、どこがいいの?!)」

 

の「なんで?」。

 

まあ、後者はね、昔の私なら「ああー、まあああいう線が細くていかにも文系!って感じの男の人好きな女性、結構いるよねー。私は全然タイプじゃないけど~笑。なんか、地震とか災害の時とか真っ先にダメになりそうだよねああいうタイプははは。やっぱ男は生命力でしょー」とかいってたんですよ。だからわかるの。お姉さんわかる。理解はできる。でもって、この手の人にどんなに高橋一生の魅力を語ってもね、相容れないの。分かり合えないの。だって日本語わからないドイツ人と日本語で話しても相手は何にも理解できないじゃん。話す言語が違うのよ。だから、ドイツ人が突然日本に放り込まれて、毎日毎日何言ってるのかわからない日本語に囲まれて、でも風呂なしアパートで頑張って生活してるから大家のおばあちゃんはご飯食べさせてあげちゃったりして「あんた体大きいんだからいっぱい食べなさいよ」とか言われて、うわ、なんかこのおばあちゃん怒ってる、日本って食べないと怒られるのかな、とか思って怖がりながら一生懸命ご飯食べてて、で、3か月ぐらいたって、そのうち日本語ちょっとづつわかってきて、おばあちゃんがいつもなんて言ってくれてたのか、僕の心配してくれてたんだって理解できた、的な。そんな感じで、この「高橋一世全然かっこよくないじゃん」族の人たちが「ねえ・・・なんか・・・さ、高橋一生、かっこよく見えてきたんだけど・・・なんでかな・・・わかんないんだけど・・・あのくしゃ笑顔見ると、何でもしてあげたくなっちゃうんだけど・・・ねえ、なんで?(実体験)」って言ってくるその日まで放置です。

 もう一回言います、高橋一生に突然目覚めたりするまで、そういう輩は、放置です。

 

で、前者。

これはね、その理由をこの人たちに対して魅力を語りだすとね、周りがね、引くね。

瞬間的に引くんじゃないの。ちょっとづつちょっとづつ、失礼のないように気を付けてくれてるんだけど(私の友達、いい子しかいないから)、でも引くの。すこーしづつ、潮が引いていくように、引くの。

でもね、語るよ。だってこのブログ見てる人だれもいないし♥

 

あれは・・・私が高橋一生に目覚めたのは、DocomoのCMでした。

あ、違います、「25年目の夏」じゃないほうです。若い時チャラ男だった、黒木華を泣かせるあの高橋一生もたまらなくかっこいいですが、そっちじゃないほうです。宇宙飛行士の長澤まさみを日本で待ってる、一人洗濯物たたみながら海外ドラマ見ちゃう方の高橋一生です。


長澤まさみ CM ドコモ dTV 「ふたりをつなぐ物語」篇

 

私、カルテットも見てませんでしたし(ていうか1回目見て「めんどくせえな」って思ってやめました、後悔してます)、直虎も「子供時代長っ!」っていって2回目でドロップアウトしてましたし(あとからオンデマンドで全部見て追いつきました)、ananのヌードがめちゃめちゃ話題をさらってたあの時も本屋で平積みのイッセイを見て、「なよっ!」しか感想なかったし立ち読みすらしなかったし。まだここまで株価最高値を日々更新!ってなる前のイッセイだったのでさらっと流してたんですよ。

 

が、あのDocomo。やったよねDocomo。ほんとDocomo、わかってた。

 

宇宙飛行士になっちゃうぐらいだからすごい頭もよく、勝気でおまけに美人の妻・長澤まさみと、「フツーのサラリーマン」感満載の夫・高橋一生。普通に考えたら「逆転夫婦」的なイメージですよね。だけど、あの高橋一生は、すごいんですよ。ぜんぜん頼りない旦那さん、じゃない。なんだろう、すべて受け止めてくれる感、絶対的安心感、2日目夜用みたいな安心感。なのに、「よっしゃ!バッチコーイ!」みたいな暑苦しい感じゼロ。この人なら何でも受け止めてくれるって思わせるあの演技。それをあのスーパースイート低温ボイスでトッピング。これ、仕事バリバリしてる女性(会社員でも主婦でも)のツボつきまくりでしょ。

 

今でも覚えてるんですけど、このCM初めて見たとき、私、家でご飯作りながらテレビ見てたんですよ。で、Bruno Marsの声が聞こえて(結構好き)、ふっと人参切ってる手を止めて画面を見たら高橋一生。あの洗濯物を畳む名シーン(ちなみにあのシーンで流れているThe Walking Dead(ウォーキングデッド)も私の人生観を変えるぐらい影響を与えてくれたドラマなので今度なんかしら書きたい)。まさか自分が洗濯物たたむ男の人に目を奪われるとは思わなかったけど目が離せなくなりました。そして夫・一生は宇宙にいる妻・まさみとスマートフォンで会話をしながら、ふと空を見上げるんですよ。空を見ても、宇宙にいる妻は見えるわけないのに、すごく遠くを見ているのにしっかり妻が見えているかのように、包み込むようなまなざしで空を見上げるんですよ。こんなまなざしで見つめられたら、そりゃ宇宙にも行くわ!って思うでしょ?みんな思うでしょ?

 

はい、落ちた―。

落ちましたー。

あなたも落ちましたー?

 

で、ここからの私は行動早かった。

とりあえず、適度な金と、仕事で培ってきたある程度の能力があるババアは怖いなって我ながら思うよ。

 

まず情報収集は何がいいのかをいろいろ検討した結果、行きついたのはTwitter

Googleもたまに使うんだけど、やっぱり検索結果に出てくるのはWebの記事。Webの記事って早いとはいえタイムラグがあるんですけど、Twitterは世の中に星の数ほどいる高橋一生オタク(高橋一生クラスタ=イセクラ、というらしい)、がどんな能力使ってんのかわかんないけどすごい速度で情報を手に入れてそれを共有してくれるんですよ。マジ感謝しかないぜ!あいつら(愛情と尊敬を込めて敢えてのあいつら)、まじ3分に一回ツイッター高橋一生検索してると思う。

 

そしてそこで集めた情報をもとにテレビ及び映画の出演スケジュールと雑誌の掲載予定を入手。

 

テレビは当然余すことなく録画。ドラマだったら消さずにキープ。バラエティーは出演シーンのみ編集してキープ。

映画は公開日チェック。

雑誌はAmazonで予約、ただ急に株価が上がった高橋一生氏は囲み取材?的な記事で写真も衣装もコメントも同じようなのが多発してるので、そういうものに関しては発売日に本屋で内容チェックして判断。

買ったら一生氏のページを丁寧に切り取ってスクラップ。

とりあえず、貧乏学生ではないので基本雑誌は買う。

古くてもう売ってない雑誌は大体メルカリで買った。ananなんて1500円以上で買ったよ。

ここで金使わないでどこで使うんだよババア、ってな。

 

後はCMの商品はとりあえず購入を心がけているが携帯のみ私はauユーザーであり軽自動車は・・・ごめん買わない。でも

Snow Beauty(資生堂のフェイシャルパウダー)は予約したし、

アイスクリームも基本ハーゲンダッツだけどMOW買ったし。

氷結(缶チューハイ)なんてさ、甘いお酒あんまり好きじゃないからぜえったい好きじゃないだろうなと思ったけどちゃんと買った。でも一口飲んだら無理だったので残りはさようならだった。

 

そうこうしてるうちに、もうどんどんはまっていくわけ。

若いころよく「女が、男に金と時間を使わせると、男は無意識にその投資を回収しようとしてその女のことを好きになる」って言い聞かせられてたんですけどさ。いや、逆やん。私はイッセイにどんどん金使ってはどんどん好きになるわけですよ。で使えば使うほどより細かいところに目が行くようになるので、メディアでよく言われる「低温ボイスがいい」とか「あのクシャッと笑う笑顔がいい」とか「指が長くてきれいな手がいい」とか、そんなんじゃ満足いかなくなってくるんですよ。で、そのうち、「肘から手首にかけての筋肉の筋がいい」とか「高画質な雑誌でフォトショされてない毛穴がいい」とか「スケボーしててにじみ出てる汗がやばい」とか言い出すんですよ。

 

でもね、みーんないろんなイッセイポイントがあるんだけど、結論、あの方、全くつかめないのよ。

インタビューで言っていることが本当なのかサービストークなのか、全部が素直な本音なのか99%の嘘なのか。ほんとーーーにわからない。自分は強く持ってて芯はかなりしっかりとある人だろうに全く主張がないというか。よく見たいと思って見つめてもブラックホールみたいに中がどうなってるのかわからない。で、さらにはまっていくわけですよ。

現実世界にはそういう男性いるよねたまに。ってなるんですけど、彼、芸能人ですからね。

生き馬の目を抜くような自己主張の塊同士の戦いであろうあの世界で、あそこまでブラックホールな男、ほかにいます?私は思い浮かばない。

 

・・・ちょっと高橋一生氏のこと考えすぎてちょっと胸が苦しくなってきたから今日はこの辺にしておく。

さ、仕事しよ。