女の道は修羅の道なのか?
お久しぶりです。
皆様いかがお過ごしですか。
私は毎日忙しくしてるのですが、忙しいというか体力がなさすぎて行動許容量が圧倒的絶対的に少ないから忙しい気がしてるだけで実は大したことしていない気がしなくもないですが、間違いなく最近わたしの心を忙しくしていることがあります。
あれです。
男女平等ってやつです。
最近だと聖マリアンナ医科大学の女性受験者80点減点騒ぎだったりとこのトピックは常に話題に事欠かないな、って感じですが、なんですかね…女のわたしがいうのもなんですが根が深すぎてどこから手をつけていいのかわかんないですよねこの問題。
「女だから」というだけで不利な条件を与えられる聖マリアンナ医科大学の件のような報道を見るたびに口にするのもおぞましいような罵詈雑言が頭にいっぱい浮かんでしまうのですが、反対に「女だから」という理由で下駄を履かされても笑顔で対応しながら心の中では『なめとんのかオイ?』ってなります。
聖マリアンナの件は見えないところで差別されてるという1番反撃ができないパターンなのでほんとにさすがの私も脱力そして怒ることしか反応ができなかったんですよね…あれは史上最低だよ。世界中に恥晒してるよ。正々堂々と正面から「女だから」的な価値観を押し付けてくる人間がいると『え、それ女がやる必要ある?ねえねえ?なんでなんで?』ってやれるんですけどね…。
あと「女だからこの下駄履きなさいよ」パターンのことでいうと『女性で30代で○○という専門知識を持ってる人が欲しいんですけどご興味有ります?』っていう転職のお誘いがあって「?????」ってなりましたよね。なんで女性限定なの?と思って聞いたところダイバーシティ(多様性)の推進をしているので、というもっともらしい返答が来たんですが本当にダイバーシティを推進するなら男女関係ないじゃん…候補者全員の中で1番だった人を採用すればいいじゃん…と思いました。こういう「平等を目指してる私って偉いでしょ?」的な不平等が1番厄介だと個人的には思う。
私は基本的には男と女の間にあるのは生まれ持った身体的性別の違いだけだしそれは個性であって能力の差ではないと思っているので、子供の頃から『女の子なんだから○○しなさい(例えばご飯の準備とか)』と母に言われても「なんで女だからしないといけないの?なんで男はしなくていいの?」と返す可愛くない子供だったのですが今でも変わってないんですよねそれは。
だって男も女も人間じゃん。
ただ、ここで難しいなと思うのは「人間じゃん?」って言ったからってそうできるほど今までの社会で長らく作られてきた「普通」は簡単には変わらないよね。ずるいよねー、悔しいよねー。だから、おかしいと思ったことは声を上げて変えていくしかないんだろうな。
男女平等の世の中になって欲しいなって思うけど妊娠出産のことだけは加味してもらえないと男女平等の社会なんてできないよ、とも思う。だってこれだけは女しかできないことなんだから。仕事も勉強も家事も育児も男性も女性もできることだけど、妊娠出産は女性しかできないんだから。そこだけは平等を作るために加味しておくれよ、と思う。
その上で、本当の男女平等にするために女性が今できることはただただ切磋琢磨することで、それでもって「女だから」「男だから」関係なしに素敵な人間になることなんだと思う。それって実はすごく楽しいことだ。
ので私は今年もより良い自分を目指して修羅の道を進もうと思います。男と女も関係なく人間としてみんなが仕事も勉強も思う存分できる世の中になるまでは。