舞台挨拶編 of THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY

HPが回復したので、リミスリ舞台挨拶について書いておこうと思うのですが。舞台挨拶を見た日のうちに忘れないうちにメモは残していたのでそこそこ記憶は残っているのですが、正直あまりこれ書きたくなくなってます笑。なんていうか、HPが回復したせいなのか私が一枚脱皮してしまったのか、舞台挨拶を見たことで私の『高橋一生』への思いがついに達観レベル(果たしてそれはレベルが上がったと言えるのか下がったと言えるのかわからない)になってしまったので、ほんとはブログにしないでツイッタ-でさらさらっと観察記録をつぶやくだけで終了した方がいいような気がしてきてます(でも日数経ったから今更つぶやくのもねえ)。

あの日は仲のいい人たちだけにうわーーーーーーーーーっと舞台挨拶で観察したこととそれに対して感じた考察を話したのですが、なんかまあ新鮮な感情をまくしたてたのに、ほんと、みんな、やっさしいなー聞いてくれてさ。って思っています。イッセイさんを好きな人って(まあどの役者さんでもそうなんだと思いますが私はここまでお気に入りができたことが大人になってから初めてなので一般がわからない)、なんかすんごいバラエティ豊かなんですよ。本当に恋をしている人もいるし、めちゃくちゃ客観的に物体としてみている人もいるし、本人よりも本人がやった役が好きでしょうがないからまあ本体も好き、みたいな人もいるし。。。だからみんなそれぞれ反応が違う。

私自身、自分は結構キャッキャキャッキャしているファンみたいな感じかなと思っていたのですが(いや、恋愛してると女性ホルモンが出て、さらにはその対象は2次元でも3次元でも効果は変わらないって読んだからさ・・・。自分でもなるべく恋する気分を積極的に出してたんだよ・・・)、実物を見て帰ってきたら冷静に客観的に彼を見るようになってしまっていることに気づきましてですね。だから、そんな私が観察して考察したことを書くと嫌な気持ちになる人もいるかもしれないなあと思ったのですよね。なので、イッセイさんに本当に恋している人はこのエントリーは読まないほうがいいかもしれない(あと高橋一生以外がものすごいさらっとした描写しか出来なさそうなので他の方のファンは怒らないでください・・・)。

誤解をされたくないのではっきり言いますが今も高橋一生が大好きなことは変わりません。達観したんです!悟りの境地なんです!

 

 

当日、9月28日の東京は夜になるにつれて雨が激しくなり、舞台挨拶のあった新宿武蔵野館に行く時間にはかなり激しい雨でした(イッセイさん雨男ってほんとですね笑)。

私、本っ当にすっごいいい席に座れていて。

かなり前の方の真ん中より少し左、ぐらいにいたのですが。

座って待っている時に、「あれ、、、そういえばみんなどこから出てくるのかしら?」と思ったんですよ。新宿武蔵野館というのは行ったことある方はわかると思いますがとても狭い映画館なんですね。そして上映会が行われたシアターは3つあるうちの1番大きいもの。それでも学校の大きめな教室ぐらい。120席ちょっとですからね。で、どこからくるんだろう?と周りを見渡してみると、お客さんが入ってくるシアター後ろにある入口か、私が座ってるところから近い壁にあるドアしかないんですよ。舞台挨拶時、前2列及びうしろ3列(たしか)は関係者及びマスコミ席だったので、マスコミ関連の人で埋まってたんですね。ここから私の脳内では「カメラで出演者の入場を撮ろうとしてるとすれば(だってたぶん一番歓声が上がるのそのタイミングだし)、後ろからの入場だとお客さんの顔がめっちゃ映る。狭い映画館だからかなりしっかりと。これ、あんまり映っちゃうとテレビ放送とかサイト掲載できないんじゃない?ということは…も し や、これ、私のすぐ横のこのドアから出てくる?!」とコンマ0.5秒ぐらいで結論。一気に頭が真っ白になりあわあわした私は何をしたかというとトイレ行きました。開始3分前に。同行者は「…え?今?」という不安げな顔をしてましたが一度あの部屋から外に出ないと冷静に高橋一生が見られない!ととっさの判断。ちょっとだけ冷静になって戻ったせいか私は比較的冷静に全編(約30分)高橋一生のことを見ることができました。

 

ここからは覚えている限りのことをただひたすら箇条書きにします。基本高橋一生についてなので主語がなければ高橋一生です(わかりやすくするため敬称略)。

 

・入場するときは結構固く見えた。笑顔が少なめ。なんというか壁がある感じ。

・ほかの出演者は、桜井ユキ顔小さい白いゆで卵みたい、満島真之介ひたすら濃い、阿部純子かわいい、佐々木さんかっこいい、監督ラフ!

・見た瞬間の私の感想は「テレビで見た高橋一生だ」。

・共演者の阿部純子が(たぶんかなり緊張してた)挨拶時に「お足元が雨の中(お悪い中と言おうとしたのだと思う)」と言ってしまい満島真之介に突っ込まれる、という流れを受けて、挨拶時にちゃんとそれを拾って「どうもこんばんは、お足もとが雨の中・・・」と続ける。会場に笑い。ちょっと笑顔出る。

・声もテレビのまま!!低くて耳心地よいが通りは悪いかな(※その日の比較対象が満島真之介なのが間違えてる気はする)

・安定の耳を触る癖!

・質問や受け答えに言いよどむことはほとんどなし。

・舞台挨拶&上映披露会の応募者が3715人で倍率が50倍以上と聞いてびっくりした、という旨を話す。笑顔なし。真顔。「楽しんで観ていただければ」みたいなことを言っているのだけどあまりにも真顔で言うからほんとにそう思ってるのかな?と思ってしまった。でも相手は芸能人だから突っ込めるわけでもなく私の中の大阪人が所在なさげ。

・映画についての感想?印象?を聞かれて(はっきり言って司会の女性、バイトかなんかかしら?と思うぐらい下手。言ってくれれば私がやったのに。ってレベル)、「ビジュアルとか世界観とか監督の頭の中がそのままぽんと出てきたような素敵な映画、主人公オリアアキの成長譚です」的なことを言う。この間も笑顔なし。声も低め小さめ。

高橋一生満島真之介・監督は緊張してるようには見えないが残り三人は結構緊張して見えた。

・撮影時は監督からは特に指示はなし。現場が作りこまれていたからその場に入り込んでお芝居した。その場その場で監督が少しづつ道を作るのがうまいからそれに乗せられてた、とのこと。

・あと監督は明るかった。なんか一緒に飲んだらすんげえ楽しそう。

・司会が一連の高橋一生のコメントを受けて、「だからギクシャクしてなくて自然に見えたんですね~」的な、聞いてるこちらが「へ??」となるようなコメント。すると「ギクシャクしないように心がけてます」と優しい言い方で返しててさすが高橋一生

・司会が「マスコミさんフラッシュたかないで」的なことを突然言う。

満島真之介が話すと場が明るくなる。監督とこれからの日本の映画界を作っていきたい変えていきたい!的な熱いコメント。満島真之介が「高橋さんも一緒にお願いします!」というと「置いてけぼりかと思ったよ~」と一生さん。かわいかった。

・映画内容にちなんで、自分の人生で一番輝いていた時、を聞かれると、「今ですね。フラッシュ(が強すぎるから)たかないで、なんていうアナウンスは初めて聞いた。それだけ注目してもらっているということだし常に今を更新していきたい」的なコメント。「フラッシュをたかないで」と司会が言ったときに突然&ちょっとエラそうな感じで言うもんだから正直会場の空気が少し固まっていたのだけど、それを緩めるようなコメントをちゃんとしていてさすがだなと思った。

・その後フォトセッション。みんな固い。高橋一生も笑顔あまりない。監督がピースをしたらどのカメラにもピースを頼まれる。その後全員でピースをするよう頼まれ、高橋一生ちょっと困ったような笑顔。最後の方はちょこちょこ笑ってた。(ただし心からの笑顔じゃなくて営業スマイル)

・フォトセッションの時に桜井ユキと高橋一生で映画ポスターのパネルを持っていたのだけど、セッションの途中でもう少しパネルが映りやすいように床に置くのではなく持ち上げて胸の前あたりにあげるシーン(これがカメラの人たちの指示なのか自分たちで率先してやったのかは聞き取れなかった)。この時胸の前で止めずにさらにパネルを持ち上げて主役二人がパネルに顔を隠してた。カメラさんたちが笑う。観客はカメラさんたちが立ってて見えてなかったかも(私は隙間から見えた)。だからこの辺は和んでたのかな??

・最後に締めのコメントで、満島真之介が「リミスリ現象を起こしたい」と言った時に司会が「リミスリ??」と言って会場全員がどん引き。仕事ならそれは絶対知っておくべきなのでは??とたぶんあの場にいた全員が思った。

高橋一生の締めのコメントは「考えないで見てほしい、自分がどう思うかを素直に感じてほしい」的なこと。

・最後出るときにみんなお辞儀したりしていた中、高橋一生はいつものかわいい笑顔で両手を振ってた。めちゃくちゃかわいかったし、固くなくて自然だった。

・全時間通じて決して客席の方を見なかった。下を向くか客席後ろの方の上を観てる感じ。私はあまりにもずっと高橋一生を観察してたので、高橋一生の目線が下から上に映るタイミングで一度こちらを見たような錯覚に落ちた(というかそのタイミングぐらいしか目線が本当に客席に来ない)。

・とりあえずテレビのインタビューとかで観ていた高橋一生よりかなり固く感じた。

・ほかの共演者が比較的まだ注目度が低い役者さんたち(満島真之介除く)だからみんなが緊張していたせいでなのかはわからないがとにかく暗いと感じた(全体)。舞台挨拶ってあんなものなのかな??

 

 

と、言う感じ。そして、興奮冷めやらぬまま映画に突入。映画については前回のエントリーを見ていただければ。

舞台挨拶と映画の2つを2時間ちょっとの間に経験したので、ほんとに次の日1日は完全に意識がどこかに飛んでましたね。週末以降今日までめちゃめちゃ予定が立て込んでたので全くこの日のことを考えない時間がほとんどだったので冷静になれたし今は平常運航です。

 

・・・そうしたら、なんだか達観してしまいましたね。ああ、高橋一生、人間だったわ、って。私、彼のことなんだと思ってたんでしょう?笑

 

ツイッタ―もしくは高橋一生検索でこのブログを見てくださった方は多分、つい先日したまちコメディ映画祭というものがあったことをご存知と思うんですが。ここでも高橋一生は舞台挨拶があったんですよ。当然このしたコメの舞台挨拶も応募はしたものの外れたんですが、当日になってレッドカーペットがあるという事実を知ったんですね。東京に住んでいるので、気付いた時にすぐ準備して家を出ればたぶん見ることはできた。

 

でも私は行かなかったんです。

 

(生来のめんどくさがりだからというのが全く関係ないかと言ったらたぶん嘘になるのだけど)私は心の底では見るのが怖かったんですよ生身の「高橋一生」を。まだ準備ができていない!って思ってしまったんです。

私は「高橋一生」という存在を媒体にして、ここ半年で一気に自分の世界が広がったんですが(一番わかりやすいことで言えば男性の好みがめちゃくちゃ広くなったし、高橋一生を通じて知り合った素敵な人たちができたし、映画やドラマを見るときに今までより深く見るようになった、ほかにもたくさんある)、そのことが本当に人生を豊かにしたんですよ。だけど、高橋一生を生でみて、普通に生きてる人間だと知ったら、なんでかよくわからないけど高橋一生を経由して彼がきっかけで好きになったり知ったりした素敵なモノ・コト・人が消えちゃうような気がしてたんですね。そこに関してはなかなかうまく言葉にできないのですが、うっすら思うのは、「高橋一生」を通じて好きになった、の、「高橋一生」はあくまでもたまたま私が選択した媒体であって、「高橋一生」である必要はなかったかもしれない、ということに気づきたくなかったのかも。たとえば絵画だったり、映画、仏像、建築物、洋服、靴、鞄、コスメ、肉、お寿司、ケーキetcでもよかったのかもしれない。私は「高橋一生」が好きなのではなくて高橋一生に投影している、私が自分で作り出した何か」が好きなのかもしれない、とどこかで知ってたのかもしれない。高橋一生に投影している、私が自分で作り出した何か」を私が好きなのであれば、生身の「高橋一生」を見たら高橋一生に投影している、私が自分で作り出した何か」は私の想像上のものであって、本当はそんなものは存在しないという現実を突きつけられてしまう、って思ってたのかもしれない。

 

そして、とんでもなく素晴らしい機会に恵まれ(ここで私が「まだ準備ができてない!」なんて言おうもんなら顔がはれて口も目も開かなくなるまでジャイアント猪木に平手してもらいますよ)、「高橋一生」という頭の中にあった概念を現実にこの目でみたあの時、「高橋一生って生きてて息してるんだ」と当たり前のことを認識し、その瞬間「高橋一生」は私の脳内で実在する人になり、「自分は『高橋一生に投影している、私が自分で作り出した何か』が好きだったんだな」ということを実感しました。

でも、その上でやっぱり、「高橋一生」好きだなあ!と思いました。

人間だったとか概念だとかそういうことじゃなかった。あの人の体現する、あの人が持ってる世界が好きだなあ。と思いました。普通の人がなかなか持っていない世界を持っているんだなこの人。男も女もやっぱり生き方考え方って歳を取ると出てくるんでしょうね。なんかすごく素敵だった。現実世界じゃない感じだった。そして私は彼の持ってる体現している世界に触れるたびに、日常生活とは切り離された素敵な世界にいけるんだなと思った(断じてドラッグはやっていない。私はお酒で楽しめる人間だ)。

なんていうか、島耕作って現地妻いっぱいいるじゃないですか。高橋一生が現地夫だったらいいな、って思いました。毎日毎日生活を共にしたり見たくないところまで知りたくないんだけど、例えば四半期に一回出張で行く国に彼は住んでいて、連絡を取って毎回ディナーに行くんですよ二人で。おいしいご飯を食べながらいろんなことをお互いに話して、そして彼の興味のある世界について話してもらう。気付いたら毎回朝になってる。みたいな。その時間だけは日常生活とは切り離されている特別な時間なんです。なんか高橋一生ってそんな感じでした。よくわかんないっすね。でもなんていうか、彼は芯がしっかりあるから彼の目を通してみるものを私は無条件で好きになれると思います。よくわからないけど。よくわかんないばっかり言っててこいつほかに言葉ないのかよ、って思われそうですけどよくわかんないしこの答えはそうそう簡単には出ないんですよね。

 

で、結論、高橋一生、素敵でした。

 

以上!