米津玄師を拝む
ねえねえ今日みんな米津玄師(敬称略)聞いてるでしょ?
どうですか?みなさんどうですか?
私は昨晩サブスク解禁を知って大興奮してその場でダウンロードをしましたけど聴かずに寝かせました。なぜって聴きだしたら興奮して寝られなくなるのわかってたので。大人なので。ええ、大人なので。
今朝出勤しながら聞いていたんですけど、最高ですね。ものすごい偏見たっぷりのことを言いますが個人的に「目が見えないぐらい前髪が長くて顔が判別できない細身高身長アーティスト系」があまり好みと一致しないのですが、米津玄師に関しては完全降伏。好きとか嫌いとかそういう概念通り越しちゃってる。あまりにも自分のお心にフィットしすぎて米津玄師がいない世界想像できない。名前もありがたい感じだし拝みたくなる。拝んでる。
米津玄師の魅力ってどの曲もするりと心に入ってくるところだと思ってるのですが。
これってすごいことだと思うんですよね。
全部の歌のテーマがまるで違うのにどの曲も自分のことのように感じられる。誰でもその時の心情にあった曲って心の中にするっと入ってくると思うんですよ。失恋していれば失恋している曲、恋をしているなら恋をしている曲、仕事に燃えているときは応援ソング、とかあると思うんですけど。
でも米津玄師に関してはその時の自分の気持ちに関係なく聞いた曲がするっと入ってくるんですよね。私だけかもしれないですけど。自分の心が米津玄師の曲に合わせて変形するのか、米津玄師の曲が私の心のフィットする部分を探し出してそこから入ってくるのかわからないのですが。もしかして両方なのかもしれないし。
なんていうか、米津玄師の曲を聴くと自分がバーチャルリアリティ米津ワールドにどぼーんと突き落とされて物語の主人公として彼が監督している映画に入った感じというか。。。
「自分」のままなのに「米津玄師」の世界が自分と完全にシンクロするんですよね。
そしてそのシンクロした世界につかると、どんな曲だったとしてもめちゃくちゃ癒されるんですよ。なにこれ…瞑想?なのかな?やっぱありがたい名前だから米津玄師ってなんかそっち系の人なのかな?って思うぐらいに。
これ、自分の好きな他の歌手の歌はどうなんだろうって考えてみたんですけど、私的には米津玄師と同じ感じの人っていなかったんですよね。
たとえば
宇多田ヒカルの歌も限りなく心に寄り添って入ってくるんですけど、あくまで宇多田ヒカルさんのストーリーに共感している、って感じなんですよ。宇多田ヒカルの一番の魅力である、彼女が持ってる確固たる世界をそれを少し分けてもらっている、というか。
椎名林檎の歌は圧倒的伝道師である林檎様の世界から与えられるものに感謝いっぱいでひれ伏しながら「ああ…、林檎様…!!林檎様でもそんな切ないお気持ちをお持ちになるのですね!高貴なあなた様のそんな生々しいお気持ちを我ら下民にも教えてくださるのですね…!生きていてくださってありがとうございますううううううう!!!!」って感じなんですよね(※個人比があります)。
サザンオールスターズはもう小さいころからの国民的グループでかつサザン=湘南、ってなってるからサザンはサザンとして桑田佳祐の脳みそが歌になってると思って聞いているし(ちなみに私は桑田佳祐は日本で一番エロくてかっこいいおじさんだと思います)、Bruno Marsはなんていうかただひたすら「Heeeeeeeeeey what's uuuuuuuuuuup」っていう図々しい友達ノリで聞いちゃうし。
他にも好きな歌手はたくさんいるけどどれも米津玄師とは違う。
本当に不思議な人だと思う。
そういう才能をサブスクでありがたくいただいてしまって、現代社会ってすごいね。生きてるって素晴らしいねと思いました。
と、米津玄師のサブスク解禁にあまりにも興奮して放置しまくってネグレクト状態だったブログに書きなぐってしまったけどオチはないんだ今回。
でも私にブログをまた書かせたなんて、やりよるな、米津玄師。ということに個人的にはすごいなって気持ちが一番表れてます。
あと、皆さんコロナ禍大丈夫ですか?生き残りましょうね。しんどいけど頑張りましょうね。頑張れない時はタイムアウトして社会生活お休みしてもいいと思うのでとにかく生き残りましょうね!
では。