One Of A Kind

好きな映画・ドラマ・俳優とかを勝手に売り込むブログ。なるべくネタバレしたくない。あとツイッターには長すぎるつぶやきもこっちで。

“blank13”舞台挨拶

2月に舞台挨拶に行った際に舞台挨拶編の感想も書いてたのですが、なんとなく下書きに入りっぱなしになってました。blank13の感想を書いたブログを公式アカウントに2回もシェアしていただいてとても嬉しいので今更感満載ですがポストします。

 

(以下2月に書いたもの)

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せっかく舞台挨拶行けたので備忘録程度の感想です…。

 

(敬称略してます)

 上映館であるシネマート新宿は、齊藤監督もインタビューなどで言っていらっしゃいましたが結構昔からある映画館で、私も新宿に某シネコンプレックスができる前はよく行っていたので今日はここに久しぶりに来たこともなんだかとても嬉しかった。古い映画館なので壁が薄くて待合室の声が聞こえてしまったり、トイレも昔から変わってないし、でもなんかその古くなったところにこそ、多くの人に映画という素晴らしいものを多くの人に与えてきた場所なんだという歴史を感じさせて久々に足を踏み入れた瞬間は胸が熱くなりました。なんでも効率化とかを極めてしまっているような今の世の中に残ってるシネマート新宿と、映画という愛すべき娯楽がなんか重なったというか…。

 

それはさておき。

 

私個人としてはこの”blank13"舞台挨拶で見た、齊藤工といる高橋一生が一番好きでした。男友達ではないんです。なんていうか、男兄弟。ものすごく近いけどもしかしたら知ってほしくないこともお互い知っていたりするんだけど、お互いに大人としてある程度の距離を持っている感じの空気感を出してました。そんな男兄弟といる時の安心感と、でもどんな男兄弟でも絶対持っているお互いへのライバル心と信頼感が、見ていてなんだかとてもかわいらしくて、今をときめく俳優というよりは同じ作品を作るという目標を達成した「仲間たち」と舞台上でリラックスしているように見えたんだよね。

 

お母さん役の神野三鈴はこの映画で初めて知った女優さんなのですが、舞台挨拶でお話しされているのを聞いている時に、そのあまりにも可愛らしい声と少女のような話し方に「この人があの設定の映画でお母さん役って平気なのかなあ…」と勝手に心配していたのですが、映画始まってすぐ、ほんとすいませんめちゃくちゃすいません。ってなって心の中で土下座しました。そこにいたのは、貧困でもがく日々の中、なによりも大切な2人の子供を育てる、そのためには自分のことなんて全く構わない、構ってる暇なんてない、愛に溢れる見ていて痛々しいほどの必死な母親でした。綺麗なドレスを着たキュートな女優さんはいませんでした。

 

父・雅人役のリリー・フランキー、私昔から大好きなんです。力の抜けたエロさがたまらない。雅人は本当にひどい父親なのかもしれないけどでも最後には愛してしまう、そんな抗えない魅力が漂う人だった。それでもってリリー・フランキー本人も抗えない魅力たっぷりの人だけど、もしかして雅人みたいにひどい男なのかもって思わされてしまうような、ただそこにいるだけの力の入ってない感じなのに、発する存在感!もう舞台挨拶の時もほんとにスルンとそこにいるだけって感じがたまらないー!イケオジー!大好きー!

 

齊藤工監督は、テレビでみる俳優・斎藤工と違いました。自分が好きなものを自分が尊敬する好きな人たちと作れた幸せと、それを人々に見てもらいたいと言えるカッコつけない素直な想いが見えて、この人、ほんとはとっても泥臭くて熱い人なんだなと思った。ものすごい有名な俳優でかつ映画監督をするぐらい才能にあふれた人に対して失礼だけど、すごく初々しく感じてとっても好きになりました。少年みたいだった。

あとね、実は私、齊藤監督と都内某所を歩いている時にすれ違い、握手をさせてもらったことがあるんですよ。びっくりしすぎて「応援してます」しか言えなかったけど、もし映画を観た後だったら多分前のめりに感想言いすぎて逃げられてただろうな…と舞台上の監督を見て思ってました。

 

あとね、宣伝活動や舞台挨拶には佐藤二朗は全く出てませんでしたけど、この映画は彼なしには成り立たなかったと個人的に思ったんですよ。後半の流れは彼がすべて舵を握っていたといっても過言ではないし、佐藤二朗ではない役者さんだったらあの後半部分はあんなに軽やかに作れなかっただろうなーと思って。だから舞台挨拶や宣伝活動に佐藤二朗氏もいて欲しかったなーって思ったんだけど、でも出演することはもちろん公開されてても映画の内容上、舞台挨拶にはいない方が映画を観た時の面白さ上がるしなぁ、と複雑な気持ちになりました笑

 

なんというかね、映画の内容同様、ものすごくあったかくてにこにこしちゃうような舞台挨拶でした(本当にただの感想)。

 

以上。